商品先物系 外国為替 一年目の営業

~新卒で入った営業部、2年10っ月の日々~

そもそも理系大学院卒であるにも関わらず
金融系の業界を選んだ理由は、どこにも内定をもらえなったからだ。
卒業の2か月前くらいまでにやっときまった会社だった。
理系の会社にも内定をもらえていたが、都内ではなく
千葉のほうであり、確実に車が必要で、絶対にいきたいくない
と思い、勤務地で決めてしまった。
正直営業もやりたくなかった。
新卒からゆるく働きたかったのである。公務員は試験があるのでパス!

就社して、2か月の研修期間がありめっちゃ楽しかった。
今でも、同期と振り返ってあの時の話をするくらいである。
レオパレスに住み込みで川崎の方に住んだ。(柿生駅
夜はどんちゃん騒ぎで、女子の部屋で飲んだりした。
学生気分の延長線上でお金をもらい遊びまくっていた。
勉強は、外商試験のみであった。こちらの試験は落ちる人も
いて、恥ずかし思いをしたくないので必死だった。
過去問を覚えるだけでなく、少しひねった一般常識な問題もあった。

研修終了後、同期は仙台支店から福岡支店まで四方八方に
配属されていた。私は、本社を希望して本社で
ゆる~く営業に配属された。本社は、営業以外の部署もあり
ゴリゴリの営業はいるが、怒号は聞こえない。
一方、支店は支店長が社長のようなものであり
送迎付きでありときどき訪問してめっちゃ恐かった。
その配下に中間管理職のような課長・係長たちがおり
特に係長と主任がうざかった。(本店ではうざい人はいなかったが
視点はやばいとのこと)弁当を買ってくることは新人の仕事であり
恐い人から本日の弁当のリクエストを聞くのがイヤだった。

仕事は、個人にアポをとり商談して契約書を締結して
入金いただきポジションを建てて、その後手数料を落とすまでが
仕事である。こちらは、年間一件達成すれば良いほうである。
同期の中で一番最初に主任になったのが女子だった。
結構がっつく系の女子であり同じ部署内にいた。
常に明るく負けず嫌いムチムチしていておじさんからも
モテていたと思う。インセンティブも三ケタもらっており新卒から年収の差がついてしまったわけだ。

自分は商品先物取引のお客さんを獲得できないまま
1年が過ぎたときにFX部署の移動が命じられてた。
部長は女性であり、寡黙で何を考えているのか読めない
胸がめっちゃ大きくAB型のバツイチ(同じ社内の人と結婚したが
酒癖が悪く、ほぼ毎晩警察から呼び出しがあったとかなかったとか)
私は、多くのことを学んだ。特に働くということだった。
一言でいうと働かざる者食うべからずといったものだろうか。
実家が三人姉妹の長女でおやじが若く(17歳くらい)して結婚したとのこと(警察官)

FXの部署にきて初めて新規を獲得できた。
移動が功を奏したということはこのことかもしれない。
移動していっぱい電話をしてアポを取っていった。めっちゃたのしかったし
仕事後のお酒もおいしかったのだ。
また、部署にはユニークな先輩が多くいて人生経験を積んでいった。

3年目の夏にまた商品先物の部署に異動した。
FX事情を廃止するためだった。みんな落胆していた。
自分はそこまで思い入れがなかったのかそんなに落胆はしなかった。
辞める人も多くいて、それを機会に自分もやめて業界も変えて
営業としてキャリアを積むことを考えた。

次回2社目の面接から入社・退社までを書きます。

まったね~